寒い季節の清瀬野菜といえば「寒じめのちぢみほうれん草」
秋に植え、あえて冬の寒さの中で育てるというスパルタほうれん草。

でも、ほうれん草も負けずに、霜に対抗
台地に広がるように、葉を厚くして育ちます。

このほうれん草、とっても甘~い。
おまけにビタミンCは夏のほうれん草の3倍、
特有のえぐみも少なくて食べやすいんです

地面の温度が8度を下回ると、
植物の水分能力が下がるので糖度が増す、という特性を利用した栽培です。

昨年流行った50度洗いは、50度のお湯につけることで、
野菜等が瞬間的に水分を吸収する、という作用で
野菜をシャキッとさせるという方法。

熱さ、冷たさを利用して・・・温度の作用ってすごいですね。
ところで、寒じめほうれん草って50度洗いしたら普通のほうれん草になるのかな?
なるわけないだろ!

レストランアルブルでは、ビタミンCを出来るだけ壊さないよう、
軽くスチームして、お魚やお肉料理とともに召し上がっていただいています。