9月になりました。
今月のおすすめワインは「ポルトガルワイン」
というわけで、ワインメニューを作成中。
地図でみると、現在のポルトガルはスペインの隣の小さめの国なのですが、
世界中に、なぜかポルトガルの面影を残す場所がたくさん。
それもそのはず、ポルトガルは大航海時代の先駆者で
モロッコからアフリカ大陸を南下して南アフリカの希望岬へ 。
あの有名なヴァスコ・ダ・ガマがインドへ。
そしてペドロ・アルヴァレス・カブラルがブラジルを発見。アメリカ大陸を植民地化。
1541年には日本へもやってきて南蛮貿易を始め、1557年にはマカオの居留権を得たのです。
この夏休みに、マカオへ行ってきたのですが、
ポルトガルの面影がたくさんな街で、
毎日ポルトガル料理とポルトガルワインを楽しみました!
あるレストランのソムリエが「これが一押し」と
すすめてくれたのがアンセルモ・メンデスのビーニョ・ベルデ『ムロス・アンティゴス』。
ビーニョ・ベルデなのに微発泡を感じられないな・・・と思っていると、
「近年ポルトガルでは「ガスなし・補糖なし」で造られる辛口のスティルワインが
「モダン・ヴィーニョ・ヴェルデ」として高い注目を集めている」
のだそうで・・・
アンセルモ・メンデスは近代ヴィーニョ・ヴェルデの伝道師と呼ばれる醸造家なんです。
しっかりとした奥行きを感じるワインで、
一口目から「うん、美味しい」と虜に・・・
これは、レストランアルブルのお客様たちにもご紹介したい!と
すぐに入荷決定しちゃいました。
赤ワインは、シェフがお勧めの「アトランィコ」というワイン。
これこそ、大航海時代を想わせる「大西洋」という名を冠していて、
パワフルなボディの中にも、なぜかホッとするようなまろやかさがあるんです。
是非お楽しみくださいね。