フランスでは、数日前のテロの後も
緊迫した毎日が続き、ヨーロッパ全土に広がってきています。
本来、収穫の恵みに感謝するボジョレー・ヌーヴォーの解禁ですが、
今年は、追悼の杯として
飲んでみようと思います。
今年、アルブルで入荷したのは3種類の
ボジョレー・ヌーヴォーとボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー
瓶に入ったままでも、色の濃さがわかりますが、
今年のボジョレーは、プルーンのようなしっかりとした紫色です。
ブラックベリーやプルーンのジャムのように
トロッとしていて甘味も感じます
葡萄の収穫量は昨年より3分の1程度で少なかったそうですが、
雨が少なかった分、しっかりと凝縮した味わいの
葡萄が収穫できたといいます。
その恩恵でしょうか?
近年では、一番の美味しさです。
(その前は2009年がおいしかったですね)
今のメニューでは、
「豚フィレ肉のフリカッセ」に良くあうと思います。
グラスでもお召し上がりいただけます。
今後、テロやそれに反撃する行為等が
なくなりますよう祈りつつ・・・