長野県の「中野市」の伝統野菜といわれる『ぼたんこしょう』が届きました。

お味噌とあえて「こしょうみそ」にしたり、
他の漬物等と細かく刻んで「やたら」(ふりかけ風)にしたり、
どちらかというと、ごはん(お米)のおともとして食されてきたようです。

ぼたんこしょうの公式ホームページもあって、
ぼたんこしょうの由来やレシピも紹介されているのですが・・・

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今回は、シェフがお家でつくれる欧風料理にしちゃいました!

もともと、フランス料理に
”Pollo alla Diavola” (ポッロ アッラ ディアボラ) 若鶏の小悪魔風
といって、鶏肉にトウガラシやマスタードを塗ってピリ辛に焼き上げる料理があるのですが、

この、カラシの代わりに「ぼたんこしょう」を使用します。

1413269052002 ①ぼたんこしょうを2つに切ります。








1413269063718 ②種とわたを軽くとって

 

 

 

 

1413269068984 ③炒める この時に隠し味となるハチミツ大さじ1を加える

 

 

 

 

1413269082366 ④鶏もも肉を用意

 

 

 

 

1413269095447 ⑤皮の部分をポケットになるようにはがしていきます
この中に「ぼたんこしょう」を並べて・・・

 

 

 

 

1413269114631 ⑥両面に塩・こしょう・皮側に小麦粉をまぶします

 

 

 

 

1413269122165 ⑦皮側からよく焼いて

 

 

 

 

1413269129926 ⑧カリッと焼けたら出来上がり。中身がはみ出ちゃっても気にしない

 

 

 

 

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⑨トマトソースとたっぷりの野菜サラダとともにいただきます。

 

 

 

 

ちなみに、トマトソースは
ニンニク、ホールトマト、玉ねぎのみじん切り、ケイパー、タイム、バジルを炒めて
塩・こしょう・砂糖・ワインで味を調えています。

 

トマトソースにナスやベーコンを入れて・・・
ぼたんこしょうも炒めて

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ナポリタンもつくってみました!

 

 

 

 

食べる前は、韓国の青唐辛子のように「辛いんじゃないかしら」とドキドキしていたのですが、
生で食べても、炒めてもマイルドな辛さなので
中華炒め(チョイ辛青椒肉絲とか)にしても良いと思います。
ご飯がいつも以上にすすんじゃいそうです。

また、「ぼたんこしょう」はワタの部分が辛いそうなので、
全部取ってしまうか、少し残すかによっても辛さを多少調節できそうです。

信州中野の名産なので、ここ東京清瀬のスーパーでは
お目にかかることのない野菜なのですが、
最近各地で復活している伝統野菜、美味しいものがたくさんありそうです。