長野県の「中野市」の伝統野菜といわれる『ぼたんこしょう』が届きました。
お味噌とあえて「こしょうみそ」にしたり、
他の漬物等と細かく刻んで「やたら」(ふりかけ風)にしたり、
どちらかというと、ごはん(お米)のおともとして食されてきたようです。
ぼたんこしょうの公式ホームページもあって、
ぼたんこしょうの由来やレシピも紹介されているのですが・・・
今回は、シェフがお家でつくれる欧風料理にしちゃいました!
もともと、フランス料理に
”Pollo alla Diavola” (ポッロ アッラ ディアボラ) 若鶏の小悪魔風
といって、鶏肉にトウガラシやマスタードを塗ってピリ辛に焼き上げる料理があるのですが、
この、カラシの代わりに「ぼたんこしょう」を使用します。
⑤皮の部分をポケットになるようにはがしていきます
この中に「ぼたんこしょう」を並べて・・・
⑧カリッと焼けたら出来上がり。中身がはみ出ちゃっても気にしない
⑨トマトソースとたっぷりの野菜サラダとともにいただきます。
ちなみに、トマトソースは
ニンニク、ホールトマト、玉ねぎのみじん切り、ケイパー、タイム、バジルを炒めて
塩・こしょう・砂糖・ワインで味を調えています。
トマトソースにナスやベーコンを入れて・・・
ぼたんこしょうも炒めて
ナポリタンもつくってみました!
食べる前は、韓国の青唐辛子のように「辛いんじゃないかしら」とドキドキしていたのですが、
生で食べても、炒めてもマイルドな辛さなので
中華炒め(チョイ辛青椒肉絲とか)にしても良いと思います。
ご飯がいつも以上にすすんじゃいそうです。
また、「ぼたんこしょう」はワタの部分が辛いそうなので、
全部取ってしまうか、少し残すかによっても辛さを多少調節できそうです。
信州中野の名産なので、ここ東京清瀬のスーパーでは
お目にかかることのない野菜なのですが、
最近各地で復活している伝統野菜、美味しいものがたくさんありそうです。